99%の人がしていない、たった1%のリーダーのコツ 著河野英太郎

僕は都内ベンチャーに務めるサラリーマンだ。

運良く部長まで昇進し、現在は3つの課、総勢40名程をまとめている。

部長になったのが約3年前。

当時は絶対的な信頼があった上司の役員の存在があったのと、比較的市場も良かったのでそんなに努力という努力をしなくても予算を達成していた。

しかし、今年の5月。

上司の役員がいなくなった途端、組織が回らなくなった。。。

評価制度に対する反発、組織内のいざこざ、予算未達、、、

毎週の経営会議で毎回社長、財務より怒られ、自分が情けなくてトイレでこっそり涙したり。

今までの自分のやり方では駄目なんだと思ってた時に手にとった本。

今まで感覚でやっていたマネジメントというのを見直すきっかけにしたい。

マネージャーとリーダーの違い

この本ではリーダーのコツを教えてくれている。

ではマネジメントとリーダーはこの本ではどのように定義されているのかというと

マネージャー:決められた目標に向けて組織を管理し、目標を達成させる人

リーダー:変化を見極め組織の向かうべきビジョンを掲げ、関係者を動機づけ、ビジョンに向かわせる人

また別の表現もされていて

マネージャー:性悪説に基づき組織を管理

リーダー:性善説に基づき、人をやる気にさせる

とのこと。

マネジメントの要素も重要であることは間違いないのだが、ここでは自分がどうやったらリーダー要素を磨けるのかにフォーカスしていこう。

自分がトップのチームにはしない

これは全くもっていない考え方だった。

上に立つ者である以上、部下より能力が高くないといけないという思考があった。

その思考があるからか、採用・面接の際、優秀な人材がきたら不採用にしていた。

自分より能力が高いと管理が難しいと思っていたからだ。

これでは強い組織作れないですよね。。。。

全くもって勘違いでした(T_T)

リーダーの役割は、部下が最高のポテンシャルを発揮できるような環境を作ること。

この章にカーネギーの墓石に掘られている言葉が記載されていた。

「己の周りに、己より優れし人物を集めたるもの、ここに眠る」

感謝を伝える

タイトル読むだけだと当たり前だが、伝えるタイミングとして

トラブルの報告をもってきた部下に対しての第一声でも感謝を伝えるというのだ。

今までは、トラブルの報告があがってくるとその場で発生要因や、詳細をため息交じりにヒアリングしていたと思う。

確かにこれをやってしまうと、報告する側はトラブル発生から報告の間に確認という無駄な時間を作ってしまうことになる。

報告・相談をもちかけることについてあの上司は責めるというイメージを持たせてはいけないのだ。

これも大至急改善しないといけないな。

トラブル報告に対しての第一声は「ありがとう」

口癖になるように今日から改善。

行動を整える

リーダーは自分が思っているよりも他人から見られている。

ため息、悪口、舌打ち

このような些細な行動でも、部下に不安を与えてしまう。

自分の今の行動は他人にどう写っているのか。

あまり意識していなかったので、斉藤一人さんが言っていた

「いつでも、どこでもツイてると考える」

という思考癖をつけよう。

リーダーは常にポジティブでいる必要があるのだ。

ポジティブ思考は筋トレと同じで、思考し続けることが必要。

今日からの行動変化

・自分より優秀な人をチームに入れる

・トラブル報告をうけた時の第一声は「ありがとう」

・常にポジティブ!ネガティブワードは口に出さない!

それにしても今になると優秀な子を面接で不採用にしていた自分はバカだったなとつくづく思う。今日気づけてよかったです。

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